4つのG1勝ちを含む重賞7勝を挙げ、2020年度のJRA最優秀ダートホースにも選ばれたチュウワウィザードが10月15日、来シーズンより種牡馬として繋養されます優駿スタリオンステーションに入厩致しました。
チュウワウィザードは2015年生れの牡7歳、父キングカメハメハ、母チュウワブロッサム(母父デュランダル)、いとこに2018年のJRA最優秀ダートホースを受賞したルヴァンスレーヴ。生涯成績は国内外26戦11勝・2着6回・3着6回、2019年のJBCクラシック・2020年の川崎記念とチャンピオンズC・2022年の川崎記念(2回目)の4つのG1を制し、獲得賞金は10億円超に上ります。
2018年2月のデビュー戦(京都・ダ1800m)で初勝利を挙げ、同年12月の名古屋グランプリ(Jpn2、名古屋・ダ2500m)で重賞初勝利を飾りました。翌年も順調に重賞勝利を積み重ねると、11月のJBCクラシック(Jpn1、浦和・ダ2000m)でG1初勝利を果たしました。また、2020年には川崎記念(Jpn1、川崎・ダ2100m)とチャンピオンズC(G1、中京・ダ1800m)の両G1を制し、JRA最優秀ダートホースを受賞しました。2020&21年にはドバイへ遠征し、世界の強豪を相手に2着(2021年)・3着(2022年)と互角の勝負を演じ、その高い競走能力を証明しております。
500kgを超す大型のダートホースが多い中、本馬は均整の取れた漆黒の好馬体を有し、キングカメハメハの後継種牡馬として強い関心を寄せられています。チュウワウィザードの今後の活躍に是非ご期待ください。
2020年のJRA最優秀ダートホース、チュウワウィザードが優駿スタリオンで種牡馬入り!
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