12月27日、2022年のマイルChS(G1)を制し、同年のJRA賞最優秀短距離馬を受賞したセリフォスが、2025年より種牡馬として供用を開始する優駿スタリオンステーションに到着しました。
セリフォスは2019年生まれの牡5歳、栗毛、安平町産、父ダイワメジャー、母シーフロント、母の父Le Havreという血統。
現役時は2歳6月の中京芝1600mでデビュー戦を快勝、新潟2歳S(G3)、デイリー杯2歳S(G2)を制して無傷の3連勝とし、続く朝日杯フューチュリティS(G1)ではドウデュース(日本ダービーなどG1・5勝)の2着と早くから活躍。3歳となった翌年春はNHKマイルC(G1)、安田記念(G1)でともに4着とあと一歩戴冠には届かなかったものの、秋には富士S(G2)で古馬勢を相手に勝利。続くマイルChS(G1)ではG1馬5頭を含む豪華メンバーを相手に最後方の大外から豪脚一閃で圧勝、この年のJRA賞最優秀短距離馬に選出されております。
その後は古馬となってから安田記念(G1)で2着となる等、国内外のマイル路線でトップマイラーとしのぎを削り、全5勝の全てがマイル戦(重賞4勝)という生粋のマイラーとして活躍しました。
この度12月21日に行われた阪神C(G2)での4着を最後に現役を引退、ダイワメジャーの後継種牡馬として自身の特徴でもある仕上がりの早さ、スピード能力、瞬発力を伝えるべく種牡馬入りの運びとなりました。
種牡馬としてのセリフォスの今後の活躍に是非ご期待下さい。
マイルChSなどマイル重賞4勝のセリフォスが優駿スタリオンにスタッドイン
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