7月8日、福島競馬場にて行われました第48回七夕賞(G3、芝2000m)で、スターリングローズ産駒のアスカクリチャン(牡5歳)が混戦のゴール前を力強く伸びて快勝、嬉しい重賞初制覇を飾りました。道中は先行集団直後の位置で流れに乗り、直線ではバラけた馬群の真ん中を割って抜け出すと、最後は大外から迫ってきた本命馬トーセンラーを抑える大金星でありました。
一方、同馬の父はJBCスプリント(G1)など6つのダート重賞を制したスターリングローズ、母はJRAのダート短距離戦に3勝したローレルワルツと、父母から生粋のダート短距離適正を受けながらも自身は芝の中距離重賞を制するという特異性を合わせ持っており、現在の活躍は血統からは理屈に合わない正に規格外の活躍と言えます。
5歳にして本格化を迎えたアスカクリチャン、今後も人知の想像の域を超えた活躍を見せてくれることでしょう。
スターリングローズ産駒アスカクリチャン、 混戦の七夕賞(G3)を制し、嬉しい重賞初V!
- マヤノトップガン産駒デンコウオクトパス、 東京ジャンプS(JG3)をレコードで制す!
- マーベラスサンデーが種牡馬引退、優駿SSを退厩