2016年のG1フェブラリーS、また2018年に韓国G1コリアスプリントを制しましたモーニン(父:ヘニーヒューズ 母:Giggly 母父:Distorted Humor 7歳 栗毛)がこの程現役生活にピリオド、来シーズンより種牡馬として繋養されます優駿スタリオンステーションに入厩致しました。
現役時は日本、韓国にて28戦8勝、3歳5月の未勝利戦でデビュー、既走馬を相手にいきなり5馬身差の楽勝を見せポテンシャルの高さを伺わせると、500万下、新涼特別(1000万下)、秋嶺S(1600万下)を危なげなく勝利しデビューから4連勝で一気にオープン入りとなりました。
G3武蔵野Sで重賞初挑戦し3着となるも、休養を挟んで挑んだG3根岸Sでは3番手から抜け出し重賞初制覇を飾りました。
続くフェブラリーSでG1初挑戦、上々のスタートから中団外でレースを進め、3角で先行集団を射程圏に入れ、直線では残り200mで先頭に立ちそこから力強く伸び続け1:34.0のレコードタイムで堂々勝利しました。
尚、デビューからわずか282日でのダートG1制覇は史上最速の記録でありました。
その後は上位入線をするも中々勝ち星に恵まれせんでしたが、6歳時のコーラルSで久々の勝利を挙げ、韓国へ遠征しコリアスプリント(韓国G1・ダ1200m)に出走、外から一気の末脚で海外G1制覇を果たしました。
父ヘニーヒューズからの豊富なスピード、また本馬の好馬体は産駒へと受継いでいくものと思われます。来シーズンより種牡馬となるモーニンに是非ご期待下さい。